敦賀市近郊の感染症流行状況

当院で診断した患者発生数をもとに、敦賀市近郊の感染症の流行状況を個人的に判断したものです。

＜2025年12月6日現在＞

＜コメント＞

インフルエンザ流行が小中学生から保育園児に移行してきています。ほとんどA型で一部B型も認めています。現在流行しているA香港型は高熱、咽頭痛、強い咳が顕著で、また嘔吐や腹痛などの胃腸症状も目立ちます。その他乳児ではＲＳ感染症も多く、特に6か月未満の乳児では細気管支炎と言って息が荒くなったり、せき込んで哺乳できなくなったり重症になる懸念のある感染症で要注意です。